PDFからExcelに変換できない時のやり方5選!うまくいかない原因や対処方法も紹介

【PDFからExcelに変換する方法は5つ!無料版3選と有料版2選でどれも簡単にできる!】

「PDFからExcelに変換できないしやり方がわからない!」や「一部のデータだけ変換がうまくいかない!」と思った時にどんな方法があるのか知りたい人もいるはず。

そこで、この記事では以下の内容を紹介します!

PDFからExcelに変換できない時の対処法を無料版3選・有料版2選を紹介
PDFから一部のデータがExcelに変換できない時の原因と対処法
よくある質問

目次

PDFからExcelに変換できない時のやり方(無料版3選)

①ExcelのPower Query

PDFからExcelに変換できない時の1つ目のやり方はExcelのPower Queryでできます。

特に表のデータであればこのPower Queryを使えば簡単にPDFからExcelに変換できます。

具体的な対処方法は

①Excelの「データタブ」を開く
②「データの
取得」をクリック
③「ファイルから」をクリック
④「PDFファイルから」をクリック
⑤ファイルを選択し「インポート」をクリック
⑥Excel変換したい表を選択
⑦「データの変換」をクリック
⑧「ホームタブ
の「1行目をヘッダーとして使用」を選択しクリック
⑨「閉じて読み込む」を選択し「閉じて次に読み込む」を選択肢しクリック
⑩データの表示形式が「テーブル」になっていることを確認し「OK」をクリック
⑪必要に応じて表を加工すれば完成

メリットデメリットは

無料でできる
データの加工が簡単にできる
ソフトを使うのを避けたいデータをExcel変換したい時に便利

同じ書式が維持されない。

Micorosft365を使っている場合は操作に出てくるボタン等の名称が異なるものもありますが。
ですが、ボタン等の名前は似ていますし、作業の流れは同じです!

②PDF→Word→Excelの順に変換する

Excel変換
Excel変換

PDFからExcelに変換できない時の2つ目のやり方はPDF→Word→Excelの順で変換していくことです。

具体的な対処方法は

①Wordの「ファイル」をクリック
②「開く」をクリック
③変換したいPDFファイルを選択しクリック
④Wordに変換されたものをコピー
⑤コピーしたものをExcelに貼り付け

PDF・Word・Excelと3つのツールを使うため少し手間はかかりますが、無料で5分もあれば作業できます!

メリットは無料でできて、書式も大きく崩れず保つことできる。
ソフトを使うのを避けたいデータをExcel変換したい時に便利

デメリットは少しだけ手間がかかってしまうことです。

急ぎで作業が必要ならこの方法がおすすめ!
少しだけ手間はかかりますが、無料ソフト等を探す必要がないのでその分の時間が省けて早くできますよ!

③その他のソフトの無料トライアルを試す

PDFからExcelに変換できない時の3つ目のやり方はその他のソフトの無料トライアルを試すことです。

「PDF Excel変換 フリーソフト」と検索するとフリーソフトがたくさん出てきます。

有料版のソフトでも「無料での試用期間」を設けているものもあります。

その無料期間を利用すればPDFをExcel変換できます。

それぞれのメリット・デメリットは

無料で有料ソフトや機能を試すことができる。
今後使用する場合は複数試して機能を比較した上で購入できる。

解約作業を忘れると無料期間を過ぎた後、正規料金が発生するものもあるため注意が必要。

無料期間を過ぎた後はどうすればお金かかからないか調べてから利用するようにしましょう!

解約等の作業を忘れて、お金が発生してしまった!という口コミを書いている人もいます。

期間が終わるまでに解約作業し忘れそうな場合はPDF→Word→Excelの方法がおすすめですよ!

PDFからExcelに変換できない時のやり方(有料版2選)

①Adobe Acrobat Proの「書き出し」機能

Escel変換

PDFからExcelに変換できない時の1つ目のやり方はAdobe Acrobat Proの変換機能でできます。

具体的な対処方法は

①PDFを開いて左上にある「すべてのツール」をクリック
②「PDFを書き出し」をクリック
Microsoft Excelをクリック
④「変換」をクリック

簡単にPDFのデータをExcelに変換でき、所要時間は2分もあればPDFからExcelに変換できます!

メリットは「他の対処方法と比べると変換した時に書式が大きく崩れることはない」

デメリットは「お金がかかること(Acrobat Standardで1,518円/月)」

Adobe Acrobatの費用についてはこちらからご確認いただけます!

有料だけど書式の崩れが少なくExcel変換できるのはすごくいい!
作業の効率的に進められるのでおすすめです。
月々1,500円程度で実務で使える便利な機能がついてるのもいいですよ。

②その他のソフトを試す

PDFからExcelに変換できない時2つ目のやり方はその他のソフトを使うとできます。

その他のソフトの一例になりますが

PDFelement (PDFエレメント) (買い切りタイプ。標準版:5,980円 / プロ版:9,980円)

があります。

こちらも有料版ですが買い切りタイプとなります。

口コミ等を参考にメリット・デメリットはそれぞれこのようなものが挙げられていました。

4ヶ月以上の使用で標準版を選ぶとAdobeより安くなる。
変換機能があるのはもちろん、質問機能にAIが搭載されて利便性が上がった。
OCRの読み込み精度が高く、画像も画像ファイルとして保存ができる。

買い切りタイプなので初期費用が高くつく。
文字化けやフォントが維持されないケースがある。

試してみないと使い勝手がいいかわからないですよね。
試用期間があるなら試してから購入を検討するのがいいですよ!

PDFからExcel変換できない原因と対処法

【PDFからExcel変換できたけど一部のデータは変換できなかった時の原因と対処法を紹介】

PDFからExcel変換できたけど、一部のデータ等が変換されないという声もよく挙がっています。
ここではその原因と対処法についてみていきます!

原因①:文字の設定

PDFからExcel変換できないと言われる1つ目の原因は文字の設定です。

PDFの文字がExcel変換すると変わっていて正しく変換できていないという声が多くあります

原因は

①PDFで使用しているフォントがExcelで対応していないフォント
②環境依存文字
③特殊文字
④OCR機能の制度の問題

対処法は

PDFとExcelの両方で使われている文字を使用する。

・環境依存文字や特殊文字を可能な限り使わないようにする。

・OCR機能への対策としてカラー文字や網掛けを避ける。

・文字の間隔をあける。

・データの写りが鮮明になるようにデータや画像を高解像度で作成しておく。

があります。

原因②:書式の設定

PDFからExcel変換できないと言われる2つ目の原因は書式の設定です。

PDFの文字がExcel変換すると表が崩れるため、正しく変換できないという声があります

原因は

・文字の数と変換先のExcelのセルの幅にあっていない
・罫線が細く認識されない
・表や文字の位置がずれる

対処法は

Excelの書式設定でセル幅を広めにしておく

PDFデータの罫線を太めにしておく

PDFのページのサイズ・方向・余白をExcelに合わせる

セルの結合や分割がある表はExcel変換した時に崩れやすくなります。

変換後に修正を減らしたい場合は元の表のデータはできるだけシンプルに作成しておくこともおすすめです。

Q&A ~よくある質問〜

Q1:スキャンしたPDFでもExcel変換できるか?

答え:できる!

OCR機能を使ってスキャンしたPDFならExcel変換できます。

テキストデータになっているPDFはExcel変換できないので注意!

Q2:保護されたPDFでもExcel変換できるか?

答え:できない!

保護されたPDFはExcel変換できません。

保護されたPDFをExcel変換する場合、パスワードの解除が必要です。

パスワードを解除したらExcel変換はできますよ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次